小論文の練習は必要ないという持論
皆さん小論文の対策、準備は進んでいるでしょうか。
今回は小論文の対策について。
文章を書く練習は一切しない
小論文の対策、準備と聞くと実際にお題に沿って作文用紙に書いている人がいます。
しかし、私は実際書く事はしなくていいと考えています。
書いている時間と労力がもったいないからです。
小論文の細かい表現は、実際の試験で作りながら書いていけばいいのです。
小論文の対策
では小論文の対策として何ができるのか。
各問題について知識を深める
事前に必ずして欲しい最低限の対策はこれです。
各問題について「問題が起きている原因・背景」をインプットする事です。
小論文では「少子高齢化」「環境問題」「安全問題」など様々なテーマが出題されますが、どんな小論文であれ冒頭は問題の詳細について触れなければなりません。
こればっかりは、予備知識がないとなんにも語れませんよね。
問題や背景が少しでも分かれば、最悪時間内に問題解決方法を考える事ができます。
もちろん、「受験する市町村が取り組んでいる解決法」を知っておくと、小論文の中に取り入れる事ができるので、より中身を充実したものに仕上げる事ができます。
(市町村がやっている事を自分なりの解釈で言い直すのも〇)
余裕があれば、全国的に有名な取り組みをしている市町村の情報などを仕入れておくと、「こういった取り組みをしている市がある」など文章を付け加える事ができるし、新たな問題解決のアイディアに繋がります。
さらにプラス
「おおまかなあらすじ」を考える
毎年、小論文のテーマと質問文章は変わります。
例えば少子化問題なら次のようなものが出題されます。
「××県では少子化が進んでいるが、県職員としてはどのような対策が取れるか?
問題点と解決方法を書け」
小論文のテーマは、質問の文章が違うだけで本質の流れは変わりません。
そのため、序破急に合わせてどういう流れで、どういう展開に持っていきたいのかを簡単に書いてみましょう。
【例】 少子化問題の原因、背景と対策
序…問題について少し触れる
合計特殊出産率は少し回復しているものの未だ低迷している
××県では~%減った
破…問題が起きている理由
子どもを育てる環境が整っていない
結婚する人が少ない
急…どう解決するか自分のアイディアを述べる
子育て家族を応援。保育園ステーションを作ろう
県が主催で婚活イベントをやろう
それぞれ問題に合わせたオリジナルの序破急を作ってみてください。
本番ではこの流れを基本として、質問にあわせてアレンジしていって下さい。
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