公務員試験 落ちた先の選択肢
2016年、17年と二年連続で公務員試験に失敗しました。
今回は失敗した先の事を考えたいと思います。
様々なブログに書いてあると思いますが、改めて書きます。
公務員試験に再度挑戦する
①民間を経て公務員試験に挑戦
民間で就職し、社会人としての経験を積んだ後試験を受ける方法です。
大学生で落ちてしまった場合はこのパターンが一番多いと思います。
私もこれでした。
メリット:落ちた時無職にならない。
経歴に傷がつかない。
精神的に楽。
デメリット:仕事と並行しての勉強が難しい。
挫折しがち。
面接などの日程と仕事がかぶる事がある。
ここ最近は民間からの中途採用の割合も多くなってきています。
一度民間で就職し、様々な経験を経てから公務員試験にチャレンジすると民間での業績や経験を面接の材料として使う事ができます。
②浪人する
次の公務員試験に向けて、「アルバイトで働きつつ勉強」「勉強だけ」の方々です。
メリット:勉強の時間が取りやすい。
デメリット:一旦既卒となるため、民間での就職が困難(大卒)
職歴が空く(社会人)
精神的にも金銭的にも辛い。
一番時間に自由が効きますので、筆記試験に関してはもっとも有利な立場と言えます。
しかし、自分を律し、誘惑を断ち切る心が必要なのでだらけてしまう恐れもあります。
諦めて民間に行くとしても空白期間が長くなってしまうので、扱いとしては既卒となってしまうので新卒や第二新卒などと比べると採用されにくいのが現状です。
③留年する(学生の場合)
わざと単位をひとつ落として学生としてもう一度受験するパターン。
あんまり出会った事がありませんが一応選択肢の一つです。
メリット:新卒というブランドを維持できる
勉強の時間が取りやすい
デメリット:学費が余計にかかる
留年した事を納得させる理由が必要
個人的にはやはり民間に行った方が安心して試験に臨めると考えています。
リスクも低いですし、やはり安心して勉強する事ができます。
実際後がない学生時代より、気持ちにゆとりを持って2年目は受験する事ができました。
(ただしそれによって弊害もありました。
これはのちに書きたいと思います。)
ただし、何も浪人がダメというわけではありません。
簡単にあきらめられないのが公務員試験というものです。
そこで浪人になるにしても、普通のアルバイトをして過ごすのはもったいないので私がいいなぁと思った+αをご紹介します。
臨時職員
臨時職員と立派な名称ですが、実のところアルバイトです。
試験の時に臨時職員だったから採用、優遇とはなりませんので注意です。
メリット…実際の仕事現場を見られる。
お手伝い程度だが公的な仕事を体験できる。
人間性を理解してもらえるチャンスがある。
デメリット…アルバイトなので職歴には書けない。
期間が決まっている。
入ろうとしている職場の場合、目立つ行為やミスをすると次の試験は絶望的になる可能性が大きい。
臨時職員だからこそ気づく事や、体験したから分かる事がありますよね。
そう言った事を次の試験面接に生かせるチャンスがあります。
臨時職員の募集時期はまちまちです。ある時とない時があります。
自分の行きたい所の臨時職員システムはどうなっているのか確認しておきましょう。
また小さな自治体などですと、役場で臨時職員の登録をしておけば席が空いた時に呼んでくれるという所もあります。
もちろん面接がある所もありますので臨時職員求人、要チェックです。
いつでも対応できるように準備しておきましょう。
まとめ
ただ公務員浪人をするより、私はこの方が有意義だと思いました。
もちろん試験に落ちれば悲惨な未来は変わりありません。
そもそも新卒が臨時職員で採用される可能性も高くはありません。(既卒や転職は別だと思います)しかしゼロではないのです。
もちろん民間があるなら民間から公務員の方が家族も安心しますし、リスクを回避できます。
ただどうしても公務員がいいんだ!という時はこういった臨時職員を体験する事でやる気をアピールする事もできると思います。
民間がしんどくて公務員に転職しようかなと思っている人、普通のアルバイトで浪人するからいいやと思っている方の選択肢のひとつになればと思います。
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